きょうのできごと

ともだちになってください

居間を燃やしていました

 居間と二階の部屋を燃やしていた。そのときは両親が出かけていて、ぼくは友だちといっしょに居間にいた。どこからか集めた山のような紙だったりを、みんなして燃やしていた。いつもあたりまえに、まるで永遠にあるように思っていた居間が燃えていく。恐ろしく、だけどどこか爽快に感じた。たぶん、楽しかった。はっきりとはわからないけれど、この感情はたしかに楽しさととても似ているようだった。そんな夢だった。なぜそんな夢を見たのかはわからない。春の訪れによって布団が暑苦しく感じたからかもしれない。

 KindleでDrコトー診療所という漫画を読んでいる。医療系漫画を読んでいると自分の身体の中で臓器が動いていて、それが悪くなると死んでしまったりする、ということを改めて考えたりする。近頃、無駄な時間を過ごしてしまうことが多いように思う。理想を言えば、生きている時間がすべて、遠くや未来のだれかにつながるみたいに生きていたいと思う。結局ぼくらは人間で、人と関わることで幸せを見出している。すべての時間の先にずっと遠く、そこにはだれかがいて、そんなだれかのために今を過ごせたらいいなと思う。なにをしていたっていいけれど、そのなにかの先に自分なりのだれかを思っていたいと思う。