きょうのできごと

ともだちになってください

プレゼント交換と体幹

 朝起きた後は、体幹を鍛えます。体幹だけをここ三年、ひたすら鍛えているにも関わらず、日本に行った際は全方位から「太った」と言われました。たしかに最近はあまり有酸素運動をしておらず、ごはんもたらふく食べているため、体幹運動を差し引いても、太る要素が存分に日々の中に散りばめられているような気がします。

 日々の中に散りばめられている太る要素。その中でもっとも影響力が強いのは「標準」という言葉の定義であると思っています。こちらの定義で「太っている人」とは、日本ではとても太っている人のことを言います。様々な文化を許容する社会、日本に比べれば圧倒的に許容していることにすら気づかない人々が思う標準の範囲は、日本人の私から考えればとても広範囲と言わざるを得ません。ですので、こちらに帰ってきて、日本で色んな人から「太った」と言われたというと、皆びっくりします。なぜなら私は、こちらの社会では標準どころか痩せている方に分類されているからです。

 今年の学校は、今日が最終日でした。最終日ということもあり名残惜しいため、今日は学校に少し長めにいることにしました。その後、奥さんからおつかいを頼まれたので、奥さんがよく行く女性が集うような店に行き、義母へのクリスマスプレゼントを買いました。

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 夜は今月5つ目となるパーティーでした。このパーティーは今月参加したパーティーの中でも、なかなか振る舞いが難しいパーティーでした。このパーティーは奥さんが通っているジムの仲間たちの集まりです。そのため、皆、自分の知らない同じ共通の話題を持っており、理解するのが難しいのです。話しを遮って理解をしようとしてもいいのですが、やはりさすがにそれを続けることもできません。そのため、私は基本的にはおいしくごはんを食べることに集中しました。

 夜が深くなり全員が集まると、クリスマスプレゼント交換が始まりました。こちらのクリスマス交換は、とても楽しいです。常々、この制度は日本でも取り入れるべきであると私は思っています。ですので、なにかの参考になればと思いますので下記に説明を記したいと思います。

 まず通常、クリスマスパーティーに着いた人はクリスマスツリーの下にプレゼントを置きます。そのため、交換の前はクリスマスツリーを囲むようにして、包装もしくは袋に入って中身がわからないようになったプレゼントが置かれています。同時に、大きなボードと、大きなサイコロがあります。ボードには「右の人とプレゼントを交換」「左の人とプレゼントを交換」「プレゼントを開ける」「プレゼントを盗む」この4つの選択肢にサイコロの目が振られています。

 上記のように必要な準備が整いましたら、まずはくじびきで順番を決め、各々が順番に好きなプレゼントを選びます。その後、プレゼントを開けることなく、そのくじびきの順番でサイコロを振っていきます。サイコロの目の通りの行動をしていくのですが、このサイコロは最後のプレゼントが開くまで順番に振り続けます。そのため、例えばすでに開けられたプレゼントで、自分の欲しいものがあった場合で「プレゼントを盗む」の目が出た場合、その人はだれかが持っている自分が欲しいプレゼントを自分のものと交換することができるのです。すなわち「中身はなんだろな」「だれが持ってきたプレゼントだろうな」に加え「盗った」「盗られた」というやり取りがグループ間で生まれるとともに、人数にもよりますが時間もそこそこかかるため、楽しく満足感のあるひとときが過ごせること間違いありません。

 ちなみに私たちがこのゲームで得たプレゼントは、ヨガ用のタオルとスマートスピーカーでした。ヨガ用のタオルは何度も盗っては盗られた、今回の人気上位の品物でしたので、最終的にもらうことができてよかったです。